アクション リストの作成方法

基本的に、アクション リストは次の手順で作成します。


  1. 1 つまたは複数の対象を選択します。
  2. 選択対象に演算子 (AND、NOT、OR) を指定します。
  3. 選択対象に必要な変更を指定します。

    アクション リストを作成するときは以下の手順に従います。


    • 変更は選択対象のみに適用されます。したがって、まずアクション リストの選択が適切かどうかを確認してください。何も選択しない場合、一部の変更が PDF 文書の全ての要素 (フォントなど) に適用されるか、変更がまったく適用されません。
    • 演算子 (AND、NOT、OR) は複数の選択対象のではなく後ろに入力する必要があります (後置記法)。これらの演算子は直前の選択対象に適用されます。
    • アクション リスト エディタで演算子が選択されている場合、それによって影響を受けるアクション(アクションのグループ)は緑色および紫色のインジケータで示されます。



      上記の例では、「OR」演算子によって「Select font Times New Roman」というアクション(紫色)、最初の 2 行とそれらの「OR」演算子(緑色)が影響を受けます。

    • 演算子 (AND、NOT、OR) は論理演算子なので、厳密に論理的な方法で使用する必要があります。たとえば、フォントとして Times-Roman (Adobe Type 1) と Times New Roman (TrueType) の両方を選択する場合、AND 演算子ではなく OR 演算子を使用する必要があります (フォントとして Times-Roman と Times New Roman の両方を同時に使用することはできません)。AND 演算子は、たとえば、Times-Roman のテキストであり、かつ カラーが青のテキストを全て選択する場合などに使用します。その場合、アクション リストは次のようになります。

    • OR および AND 演算子は直前の 2 つの選択対象のみに適用されます。したがって、3 つ以上の対象を選択したい場合、選択対象の「並び」の適切な位置に複数の演算子を挿入する必要があります。たとえば、フォント Times-Roman (Adobe Type 1)、Times New Roman (TrueType)、およびそれらの太字のフォントを選択したい場合、アクション リストは次のようになります。

    • NOT 演算子は直前の 1 つの選択対象のみに適用され、選択対象から除外するものを指定できます。OR および AND 演算子とは異なり、NOT 演算子に必要な選択対象は 1 つのみです。たとえば、PDF 文書で Times-Roman 以外の全てのフォントを Times-Bold に変更したい場合、アクション リストは次のようになります。

      この例では、アクション リストにより PDF 文書の全てのフォントが Times-Bold に変更されますが、Times-Roman (標準) はそのまま変更されません。